【11月 和歌山からの報告】
和歌山から報告が届きましたので共有します。
1月は5か所で大会が開かれますので…
順次、報告していきます。お楽しみに!
【11月 和歌山からの報告】
和歌山から報告が届きましたので共有します。
1月は5か所で大会が開かれますので…
順次、報告していきます。お楽しみに!
9月30日(金)に、全国ツアーのトップを飾る大分県でのイベントが開催されました。
http://www.oitakensyakyo.jp/modules/topics/index.php……
主催の大分県社会福祉協議会さまから、イベントの報告がありましたので、こちらで共有します。
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ご参加いただいたのは、なんと約570人!! 確かに写真を見ても、広い会場がほぼ満席ですね。
大分合同新聞さん、西日本新聞さんなど、地元メディアからの取材もあったようです。
全国ツアー実行委員会代表の栗林が基調講演をしたあと、しげまさこども食堂の首藤さんはじめ、3名の方の活動報告、そして閉会後の「大分県内子ども食堂情報交換会」まで、熱気あふれた会になったとのことです。
その熱気を伝えるのが、参加してくださった方々のアンケートです。その一部をご紹介すると、、
・堅苦しい講演ではなく、皆さんの思いが、ボランティア精神が伝わってくる会でした(60代女性)
・子ども食堂の存在を初めて知ることができました(50代女性)
・子ども食堂は地域の問題を解決してくれるのではないかと思いました(60代女性)
・先進的な報告を聞いて、子どもに関わっていくことの大切さを自覚しました。わが地域でも早く取り組んでいくべきと感じました(60代男性)
・何かしなくてはと心ときめきました(40代女性)
・近所にひきこもりの家庭があったが、その例と似ている話があり「ああ!そだったのか!」と思った。これからも見守っていきたい(50代男性)
・こどもの貧困についてとてもの危機的なものを感じました。この時代の中で子ども食堂は必要だと思いました(30代女性)
・児童館で働きながらこどもの貧困を身近に感じ、何かできることはないかという思いで参加したので、とてもチカラになりました(40代女性)
・子ども食堂を実現したくなった!いろんな人の顔を思い浮かべながら聞かせてもらった(50代男性)
・事例を聞き感動しましたが自分が関わるには凄い勇気がいるのではと怖じ気づきます。でも、組織が立ち上がれば協力は惜しまないつもりでいます(60代女性)
・最初の5分間自分の子ども時代をどの様に過ごしていたか2人組で語り合い、改めて今の子ども達は遊ぶ空間、自然とのふれあいが失われてしまっていることに猛省。「心の思い出づくり」は、周囲が地域がつくることが必須だと思った(60代女性)
・地域とのつながりがこどもたちの心を開き、自信となる。とても心に残る言葉で、子ども食堂のあり方や大切さをつくづく感じました(40代女性)
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こども食堂の輪!が広がっていく様子がライブで伝わってくるようですね。
主催してくださった大分県社協のみなさま、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました&お疲れさまでした!!
2016年9月28日(水)午後、全国各地でのイベント開催を目指す「全国ツアー」の始まりを告げるキックオフイベントを、東京都内で開きました。簡単に当日の様子を報告します。
会場は新宿区の早稲田奉仕園スコットホール。関東大震災や東京大空襲にも耐えた、築95年、赤レンガ造りの温かい雰囲気がある建物です。このようなすてきな会場を提供して下さった早稲田奉仕園様に、この場を借りて感謝申し上げます。
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キックオフイベント第1部は、栗林知絵子・全国ツアー実行委員代表が「子どもの笑顔が広がるよう、大人たちがいっぱいつながって、何ができるか一緒に考える。各地で開かれるツアーがそんな場になればいいと願っています」と挨拶し、始まりました。
「関心のある人の取り組み」から「地域に住むみんなの取り組み」へ――動き始めたこども食堂の輪をさらに広げようという全国ツアーの趣旨には、多くの関係者から賛同をいただいています。この日は、そうした方々からの心のこもった挨拶が続きました。
ますは子どもの貧困対策推進議員連盟のみなさん。この日は臨時国会本会議と日程が重なってしまいましたが、午前中に本会議を終えた参院議員4人の方がかけつけて下さいました。前内閣府特命担当大臣(子どもの貧困担当)の有村治子議員(自民)をはじめ、河野義博議員(公明)、田村智子議員(共産)、東徹議員(維新)がそれぞれ挨拶。「この問題では与野党関係ありません」との言葉が心強く響きました。
同じく全国ツアーに後援(予定を含む)をいただく内閣府、厚生労働省、文部科学省からは担当課長・参事官が来ていただきました。そして、大臣挨拶の代読ではない、それぞれ自分の思いを込めた挨拶をしていただきました。「官僚挨拶」でこんなに胸が熱くなったのは初めての経験です。文科省の担当参事官は、第2部終了まで残って下さいました。
続いては応援メッセージ。
東京ボランティア・市民活動センター所長の山崎美貴子さんは「ツアーをやりたいと相談に来た栗林さんを全国老人給食協力会の平野(覚治)さんにつなげた。『食』には人をつなげる魔法がある。子どもたちの未来のために一緒に応援していきましょう」。
全国こどもの貧困・教育支援団体協議会副代表幹事でNPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子さんは「近藤(博子)さんの気まぐれ八百屋だんだんを見学したのが私の活動の第一歩でした。今、学習支援の40団体がつながっている。こども食堂とつながれば地域の中に子どもが安心して行ける場所が増える」。
全国フードバンク推進協議会代表でNPO法人フードバンク山梨理事長の米山けい子さんは「今年は小中学校と連携して500人の子どもたちに食料支援をした。解決の道筋を一緒に探したい」。人と人とのつながりで活動の輪が広がっていくこと、それを実践してきた皆さんの言葉は本当に励みになります。
「なくそう!こどもの貧困」全国ネットワーク世話人で立教大コミュニティ福祉学部教授の湯澤直美さん、公益財団法人あすのば代表理事の小河光治さんからも、ともに頑張りましょう、と「協働」宣言をいただきました。
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会場は、首都圏だけでなく北は北海道、南は長崎と全国各地から来ていただいた参加者150人で満員。それぞれの地域でツアーを計画している方も何人かいらっしゃいました。
第2部はそうした各地のツアー実施予定者を代表して、長野県の高橋潤さん、青木正照さん、新潟県の坂野健一郎さん、千葉県の湯浅美和子さんが、それぞれの地域でのこども食堂を取り巻く現状について、スライドを交えて報告して下さいました。
その後、全国ツアー実行委員の室田信一・首都大学東京准教授の司会で、報告者に、佐甲学・全国社会福祉協議会児童福祉部部長、近藤、栗林の実行委員3人が加わって、どんな人たちがこども食堂に興味を持ち、かかわっていけるのか、などについて話し合いました。佐甲部長は、地域住民と専門職との、さらには行政との協働の意義とポイントについて報告しました。
午後2時半から始まったキックオフイベントは、平野・実行委員副代表が「終わった後、地域でどんなつながりができたか、3年後、5年度に紹介できるようなツアーにしていきたい」と挨拶をして、5時に閉会しました。終了後も会場のあちこちで挨拶を交わす参加者の輪がいつまでも解けませんでした。
キックオフイベントに先立って同じ会場で、全国ツアーの趣旨やそれへの思い、各地のスケジュール、ツアーのホームページなどについてプレス発表を行いました。これには、栗林、平野、近藤、室田の実行委員4人が参加。NHK、日本テレビ、朝日、毎日、読売、共同通信、さらには韓国のKBSなど14社のマスコミが来ていただきました。
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キックオフイベントの様子は、こちらのウェブサイトにあるアーカイブ映像でご覧いただけます。ぜひどうぞ⇒http://kodomoshokudo-tour.jp/kickoffevent/