2017年12月3日 長崎県ツアー開催レポート

【長崎ツアーの報告】

春分の日になごり雪降る寒さを吹き飛ばすべく!
心が温かく・熱くなる報告を長崎から・・・

去る12月3日、長崎大学文教スカイホールで開かれ、約200名が参加しました。

県内13もの団体が実行委員として参画し、時間をかけて企画された催事は、ポスター・パネル展示、講演(栗林知絵子さん)、3つの分科会、総括(湯浅誠さん)と、盛りだくさんの内容!

分科会は、初級編/運営編/サポート編に分かれ、こどもの居場所を始めたい人・取り組んでいる人・活動を応援したい人、それぞれの課題を深めました。

分科会1「初級編」知りたい・学びたい・始めてみたい!~子どもの貧困と県内の子ども食堂の現在~

 

分科会3「サポート編」支えたい・つながりたい!~応援する人たちの交流~

 

 

 

参加された方の声を一部紹介します。

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・こども食堂を含め、長崎での家庭を支援する取り組みについて知ることができ勉強になりました。食堂をつくった方のお話が聞けたことで、地域にどのような困難をもった家庭があるのか改めて考えることができました。

・行政としてできること、地域と支援を届けたい家庭をつなげられるよう活動していきたいと思いました。

・2団体の方々のお話を聞けて、それぞれのやり方も考えも異なっていたけれど、いずれも「無理をしない」「自分達でやれることから」「試行錯誤」ということにとても共感を覚え、また励まされました。
* * * *

「食べる」ことを通じて、大人も、子どもも、地域の人と人とが繋がる架け橋に!!
全国ツアーの旗は、九州最後の開催地となる、福岡実行委員会へその場で引き継がれました。

3月17日に開催された福岡ツアーの模様も、追ってお伝えします。どうぞお楽しみに♪

2017年12月26日 全国ツアー中間報告会を開催しました!

新しい年が始まりました!

12月26日 「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアー中間報告会」@立教大学

東北から九州まで、総勢約150名の方にご参加いただきました!

↓栗林代表より開会あいさつ

 

冒頭に内閣府・文部科学省・農林水産省・厚生労働省より来賓ごあいさつをいただき、今後も民間の取り組みを支援していく旨の応援宣言がありました。

続く全国調査の中間報告では、実行委員の中塚さん・平野さんが35都道府県での全国ツアー実施状況の報告と、各県実行委員会に対するアンケートまとめを報告。

全国ツアーを終えて、各地で団体どうしの情報交換ネットワークが動き始めていることや、行政とのかかわりが進みつつあること、学校との連携や衛生面の環境整備、来てほしい子どもへのアプローチなどに課題があることが見えてきました。

また、農林水産省が行うこども食堂実態調査(回答数:274団体)の結果速報値がこの日初めて発表され、

運営費の確保・スタッフの負担の大きさに主要課題があること、地域連携があることによって、食材の安定確保や運営費の確保に対して負担が減ることが明らかになりました。

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第2部パネルディスカッションは実行委員の室田さんを進行役に、栃木・千葉・滋賀・高知からゲストをお招きし、こども食堂に対するサポートがどのように進んでいるのか、事例報告をいただきました。

↓栃木:こども食堂サポートセンター・とちぎを通した相談窓口の設置、情報交換会の開催/一般社団法人栃木県若年者支援機構・荻野友香里さん

↓千葉:第2弾となる催事「こども応援のわ!」を1/27に開催/広がれ、こども食堂の輪!全国ツアーinちば実行委員会・竹嶋信洋さん

↓滋賀:滋賀の縁創造実践センターを通した3年間の開設運営費支援、新基金の設立/滋賀の縁創造実践センター・谷口郁美さん

↓高知:県)高知家子ども食堂登録制度・助成支援の運営、県社協)運営開設準備講座・スキルアップ研修の実施/高知県権利擁護センター・間章さん

こども食堂の広がりをきっかけに、人・モノ・資金のバックアップが徐々に進んでいるようです。

最後に、東京ボランティア・市民活動センターの山崎所長より

「ひとりぼっちにしない仕組みが必要と、こども食堂が広がった。取り組みが根を張るように、知恵と力を出し合っていきましょう」と力強い応援メッセージをいただきました。

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各地の皆さんとの情報交換を通して、全国ツアーの道のりを振り返り、到達点と課題を共有する良い機会になりました。

今年も、残る15か所ほどでツアー開催支援を進めていくとともに、ガイドブックの作成や推進委員会を通して幅広い子ども支援団体とのつながりをつくりながら、支援体制の推進に取り組んでいきます。

↓平野副代表より今後の事業計画を発表

新しい年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

2017年10月20日山形県ツアー開催レポート

10月20日「山形県生涯学習センター遊学館ホール」で、「山形県子どもの貧困対策シンポジウム」と同時開催された山形県の全国ツアー。

基調講演や、学習支援や子ども食堂実践団体によるパネルディスカッションを通じて、子どもたちを取り巻く状況や課題について、150名の参加者とともに理解を深める機会になりました。

参加者からは

「山形でも素晴らしい取組みを行っている方々がいることを初めて知った。」 「子ども食堂を運営してみたいと考えているので良いきっかけになった。」 「地域共生のネットワークがもっと広がっていくよう、自分たちも何ができるか考えていきたい」などの声がありました。

主催者でもある山形県子育て推進部 子ども家庭課の木村さんからは、

~既に子どもの居場所づくりを実践している団体はもとより、「子どもたちのために何かをしたい」という思いを抱えている方は大勢いると改めて感じました。 今後は、そうした潜在的な地域資源を形にして繋いでいくための体制づくりを通じ、 地域における支援の輪が更に広がるよう関係機関の皆様と協力した取組みを 進めていきたいと考えています~とコメントをいただきました。

県内の活動を改めて知る機会になり、「子どものために何かしたい」と思いのある地域の方々をつないでいく…子どもの育ちを支える輪が地域に広がりそうです。スタッフのみなさま、おつかれさまでした!

 

2017年10月15日 鹿児島県ツアー開催レポート

10月15日「ホテルウェルビューかごしま」で350の方が参加するなか、鹿児島県の全国ツアーが開催されました。基調講演やこども食堂実践者によるパネルディスカッションを通じて、鹿児島県の子どもの育ちをとりまく問題や実態について情報共有する場になりました。

会場からは

「大人以外に、高校生大学生も興味をもっていると知りこの子たちが今後をつないでくれることを嬉しく思った」

「このような取り組みをされていることに感謝する」

「こども食堂が地域にとって宝のような場になれると思った」

という声が寄せられました。

また、ツアーの実行委員会の事務局をされた神野さんからは、

~ツアー準備中にも鹿児島県内でいくつかの食堂の運営が始まり、横のつながりが出来ていったのは大きかったです。ツアーが無ければ、連絡を取ることもなかったと思います。

鹿児島県では、鹿児島商工会議所青年部がこども食堂を応援するためのサポーター(個人・企業)を募り、サポーター制度(仮)の土台を作っています。今後の運営はこども食堂側に任せるということで、現在、来年度運営開始を目標に、サポーター制度(仮)を運営するためのネットワーク作りを構築中です~とコメントをいただきました。

こども食堂のサポーターが県内に広がる…ツアーを機にまかれた種から、どのような花が咲きほこるのか楽しみです。

実行委員会のみなさま、おつかれさまでした!

2018年10月8日 北海道道北ツアー開催レポート

お待たせしました!北海道道北の全国ツアーの報告をお届けします。

10月8日に「大雪クリスタルホール 大会議室」で北海道旭川・道北の全国ツアーが開催されました。おおよそ200名の参加がありました。

第1部は「こどももおとなもつながるまちづくり」と題して、こども食堂や居場所づくりの現状や意義について考える場になりました。第2部の3つの分科会では、子どもと地域が育つ場づくりや、フードバンクの実践、困難を抱える子どもとのつながり方やつなぎ方などを取り上げました。

第1部で「子ども食堂に携わりたい人」と投げかけられるとフロアの全員が手をあげ、また「子ども食堂が地域をつくるきっかけになる」という発言に感化されたという方々が多くいらしたそうです。

このツアーの主催者でもある「旭川おとな食堂」の清水さんからは

~元々おとな食堂は子どもの居場所づくりの中間支援組織で、ネットワークはこの地域において十分にその役割を果たしていると思います。今回の全国ツアーをきっかけに様々な寄付等のお申し出を受けることができました。改めてお引き受けしてよかったと思っております~というお話をいただきました。

活動がますます広がり、「こどももおとなもつながるまちづくり」が進んでいきそうです。スタッフのみなさま、おつかれさまでした!

 

2017年10月27日 神奈川県ツアー開催レポート

10月の全国ツアー!

続いて、神奈川県からの報告です。

10月27日、会場の「はまぎんホールヴィアマーレ」に284名の方が来場。こども食堂実践者の方の参加も多かったようです。

神奈川県内の学生団体を含む3つの活動実践団体や中間支援の団体の方と、こども食堂の名付け親でもある「気まぐれ八百屋だんだん」店主の近藤さんとともに、子どものための継続的な活動について意見交流が図られました。

参加された方からは

「近藤様が取組を始められたきっかけや、 取組への想いについて知ることができてよかった」というご意見が多く寄せられたそうです。

また、ツアー実施担当の横浜市こども青年局の後藤さんからは、

「アンケートの中でつながりを持ちたい方が、連絡先等を記載されており、ネットワークを持たれたい方が一定程度いらっしゃることが分かりました」との感想をいただきました。

これを機にどんなネットワークが生まれるのか…今後の展開が楽しみです。

ツアーの実行委員のみなさま、 おつかれさまでした!

 

2017年10月10日 秋田県ツアー開催レポート

10月は5か所で全国ツアーがありました。

まずは、秋田県からツアーの報告が届いています!

秋田県では、10月10日、会場であるホテルメトロポリタン秋田に155名が参加し、地域のつながりやこども食堂などを含めた居場所づくりの実践に向けたシンポジウムが開催されました。

会場から寄せられた声をご紹介いたします。

・こども食堂というものをかなり誤解していた。地域・社会づくりがいかに大切  か、とても参考になった。特別なことはしなくていいということだったが、自分は何ができるかと考えさせられた。

・居場所としての役割の共通点や重要性が分かった。また、なにげなく過ごしていることが、他人にとっては特別であることもあるということ、そのことがこんなにも重要だとは思わなかった。

・こども食堂には地域づくりの面があるという考えに感銘を受けた。子どもはいない地域だからやらないということではないということが理解できた。

主催の秋田県健康福祉部 地域・家庭福祉課の安田さんから

~来年度は実践者の情報交換の場づくりを予定しております。そのような場を通して、緩やかなつながりが生まれることを期待しております~とのコメントをいただきました。

今後も、実践者が出会う場や新たなつながりが広がりそうです!

2017年9月17日石川県ツアー開催レポート

9月、3県目の開催、石川から報告です!

17日(日曜日)、会場となった金沢市の石川県地場産業振興センターには、午前・午後の部あわせてのべ430名が来場。

7月に開かれたこども食堂の関係者が一堂に集う「広がれ、こども食堂の輪!いしかわ推進会議」中心メンバー、いしかわ結婚・子育て支援財団も共催で協力しての開催となりました。

午前の部では、「さとにきたらええやん」を上映。また、会場ではフードドライブが行われ、ケース1箱の寄附品が集まりました。ありがとうございました。

午後の部・前半の講演では、全国ツアー実行委員会相談役・山崎美貴子先生(東京ボランティア・市民活動センター所長)より、「安心していられる居場所づくり」と題し、子どもの居場所を広げるために必要なステップや地域連携について、お話いただきました。

また、パネルディスカッションでは、石川・福井・富山の北陸3県から事例報告。

デパートの元フードコートの一角を拠点にしたこども食堂、調理も一緒に体験するこども食堂、学用品や衣類などリサイクル店も兼ねたこども食堂・・・それぞれに特色ある取り組みです。

3団体に共通していたのは、子どもたちと関わる中で、時に厳しい養育環境を目の当たりにしながらも、目指すのは「地域のどの子も安心していられる場所」ということ。

本当に安心・安全な場を実現する、そのために、こども食堂どうしはもちろん、地域のいろんな機関とつながりたい!つながろう!!・・・そんなメッセージあふれる大会でした。

主催のささえる絆ネットワーク北陸・喜成さんからは、

―こども食堂・こどもの居場所づくりをしたい・応援したいという人はいます。その人たちがどうやって動いてたらいいのか、どこへ支援を行えばいいのかなど、統一した情報発信基地を構築すべきだという思いが間違いではないと確信できました。北海道・奈良・福島の「こども食堂ネットワーク」の団体に是非接触し、お知恵をいただきたいと思っております。―

との感想をいただきました。

全国ツアー初の北陸エリアで、意識を共有するよいきっかけになりました。

2017年9月10日群馬県ツアー開催レポート

食欲の秋、芸術の秋、いえいえ・・・全国ツアーの秋、到来です!!

会場となった前橋市・群馬県社会福祉総合センターには、200名以上の方が来場。県内5団体のこども食堂が活動報告をしました。「こども食堂をブームで終わらせたくない」、その思いから、ボランティアの確保や教育行政との連携、保険加入など、運営上の具体的な課題をキーワードに意見が交わされました。

参加者の声を紹介します。

  • 複雑な問題が絡み合っていることがわかりました。県教育委員会、市町村、社福祉法人などさまざまな視点から意見交換ができてよかったと思います。
  • 障害を持っている人、高齢の人のため全員を対象にしてもらう。こども食堂ではなく、みんなの食堂でやってもらいたいです。
  • 社会福祉法人としても、場所の提供、食事の提供をしていきたいと、前向きに考えていきたいです。
  • 貧困とは、①お金②つながり③自信という3点があるというのがとっても参考になりました。私達の団体のしていることにすぐ活用できること、そして大切な事、お金だけではない貧困が今の時代にはたくさんあるのだと思います。②つながり③自信をどの子にも、持たせてあげたいと思いました。そのためには、子育てをしている親に元気になってもらいたいです。自分達のしていることに自信が持てました。
  • 興味があるだけで個人で参加しましたが、たいへんおもしろかったです。私の近所には無いので、詳細が分からなかったため、今日は一歩踏み出してこの会に参加してみました。子どもは誰でも宝物だと思っていますので、何かお手伝いが出来ればいいな、とつくづく思いました。
  • 今回の全国ツアーinぐんまに参加された、県や教育委員会、行政の方が少しでも変わるきっかけ作りや、声を上げて、群馬でも行政含めて子育てを育てる地域をつないで役割をしっかり担っていって欲しいです。
  • まさに地域づくり、我が事、地域共生社会の実現に向けて、みなさんの理解を少しずつ広げていければと思いました。

また、主催の群馬県社会福祉協議会 生活支援課の野口さんからは、

―現在、群馬県内のこども食堂のネットワーク作りに向けて準備中。また、学習支援の団体との連携も考えています。社協として、今後は地域共生社会の柱の一つとしても、積極的に関わりながら、協力して頼られる存在になるべきと感じています。―

とのコメントをいただきました。

行政や社会福祉協議会などバックアップする側も手をつなぎ、「地域みんなの居場所」としてのこども食堂を応援する輪が、広がっていきますように!

 

 

2017年9月2日兵庫県ツアー(第2弾 神戸)開催レポート

すっかり涼しくなりました。9月、10月も各地での開催が続きます!

2日(土曜日)に行われた、神戸市・ひょうご共済会館でのツアーには約100人が参加。

尼崎市 そのっこ夕やけ食堂、大阪市の小学校の家庭科室で朝食をふるまう「朝ごはんやさん」より立ち上げの経緯や学校、PTA、住民組織などとの連携について報告がありました。

・・参加者の声・・

「実践されている方、これから実践される方、行政の方など、いろんな立場の方から話を聞くことができ、参考になったし、悩みの解決にもなった。」

「こんなにもたくさんの人がこども食堂に取り組んでいたり、関心も持っていたりするのかと思うと、心強く思った。息長くがんばっていきたい。」

「地域の団体の方、活動されている方と繋がることができた。」

「実際にこども食堂の現場に行って手伝ってみたい。」

「朝ごはんの提供は、とてもいい取組だと思った。全国に広がってほしい。」

また、主催のひょうごこどもカフェ・近藤さんからは、

―本フォーラムでは、こども食堂運営者、これから開設したいと考えている人、関心のある人のほか、こども食堂と連携したり支援したりする団体(フードバンク関西、コープこうべ、社会福祉協議会、NPO法人、行政)など、多様な参加者が、対話・交流する時間を多く持ちました。異なる立場の人と、「つながりを続けていくために大切なこと」を話し合うことで、本フォーラムのテーマであった「こども食堂が地域とつながること」の大切さや、そのための具体的な方法を学ぶことができ、各参加者の実践につながっていくことを期待しています。―

との感想をいただきました。

地域で長く活動が続けられるように、いろんな機関とのつながりを持ちながらやっていきましょう!と心ひとつになる、良いきっかけができたようです。