九州最後の開催地、福岡からの報告です。
3月17日、春日市のクローバープラザでの大会には273名の方にご参加いただきました!
「こども食堂の応援団を増やす機会にしよう!」、そんな想いから企画されたプログラムでは、まず基調講演で実行委員の湯浅さんが登壇。
続く分科会では、①始めたい人向け ②取り組んでいる人向け ③大学生や専門学校生による取り組み事例に分かれ、話し合いを深めました。栗林さんを総合コーディネータに迎えての総括があり、地域の状況と課題、これからの方針を全員で共有する良い時間となったようです。
参加者の声を一部紹介します!
- ブレないこと、目指すことの原点に戻ることが大切だと実感しています。地域での事業として取り組んでいる大野城市はすばらしい。
- こども食堂は、必要な子がくるのではなく来ている子たちが必要としている人である。そのことを考えながら行っていくことが重要。またどうやって持続可能にするかが一番難しい課題なのかと思う。
- 北九州市が行政としてこども食堂の支援と予算を出して行っているのはすごい!ぜひ大野城市も行ってほしい。
- 湯浅さんの講演を聞いて感動して涙が出ました。的確な問題課題、私たちに寄り添ってくださるあたたかいアドバイスとお声かけに、これから自信を持って続けていけるパワーをいただきました。
今回ツアー実行委員会を担当された NPO法人チャイルドケアセンター・吉村さんからは、
九州7県のこども食堂の実態調査を報告したことでそれぞれの課題、特徴があげられました。参加者の方、これから子ども食堂をはじめる方たちがたちあげる為の課題をご自身で見つけるきっかけになったと思います。実際に先日、これからはじめたい、支援をお願いしたいという団体も出てきており問い合わせをいただいています。
全国的に2000を超えるこども食堂がありますが、福岡県内でまだ開催されていない市町村で開催できるよう、今後こども食堂ネットワークを広めていけるよう努めたいと思います。
との感想をいただいています。
九州7県のつながりを、活動を後押しするチカラに変えて。各地に生まれつつある取組みを、地域みんなで大きく育てていく、きっかけになればよいですね!