【岩手県からの報告です】
3月11日、震災から7年目の岩手県から、大盛況であった全国ツアーの報告が届いています。
350名を超えるたくさんの方がご参加のなか、こども食堂の活動や地域づくりに関わっている方々とともに、誰もが排除されずに地域で支えあう仕組みづくりや共生社会の実現について考える時間となったようです。
ツアー主催者である「インクルいわて」の事務局の花坂さまから、シンポジウムの印象的なエピソードをいただきました。
~参加された方から「支える人と支えられる人をわけないこと」について触れている方がおり、シンポジウムの大きな主題でもありました。「かわいそう」といったような一方的な視点ではなく、子どもの貧困が解決すべき課題ではあるかもしれませんが、殊更そこだけにフォーカスするのみならず、参加者、ボランティア、支援者すべて含めた、こども食堂のあり方を今後も考えていければと思います~
また、シンポジウムを開催されたご感想として
~今回のシンポジウムでは、岩手県内において、今後新たにこども食堂を立ち上げようとされる方が、多数来場されている状況があり、こども食堂への皆様の関心具合を知ることができるとともに、シンポジウム全体のテーマである復興にも通ずる「共生社会」「支えあう社会」について、理解を深めるべく参加された方々も、非常に多い印象でした。こども食堂は、子どもの貧困対策に留まらず、地域づくりにおける市民参加型の一つのアプローチ方法と受け止めておりますので、ひいては、地域づくりにも関心が高いことがうかがわれました。参加された方々とのネットワーク形成は、今後の課題でもありますが、会場内でも横のつながりが発生しているようでしたので、非常に有意義だったと思います~
というお話しをいただきました。
すでに、来場者の方々で横のつながりが出来てきているとのこと。さらなるネットワークの広がりや「共生社会」や「支え合う社会」への一歩でありますように!