食欲の秋、芸術の秋、いえいえ・・・全国ツアーの秋、到来です!!
会場となった前橋市・群馬県社会福祉総合センターには、200名以上の方が来場。県内5団体のこども食堂が活動報告をしました。「こども食堂をブームで終わらせたくない」、その思いから、ボランティアの確保や教育行政との連携、保険加入など、運営上の具体的な課題をキーワードに意見が交わされました。
参加者の声を紹介します。
- 複雑な問題が絡み合っていることがわかりました。県教育委員会、市町村、社福祉法人などさまざまな視点から意見交換ができてよかったと思います。
- 障害を持っている人、高齢の人のため全員を対象にしてもらう。こども食堂ではなく、みんなの食堂でやってもらいたいです。
- 社会福祉法人としても、場所の提供、食事の提供をしていきたいと、前向きに考えていきたいです。
- 貧困とは、①お金②つながり③自信という3点があるというのがとっても参考になりました。私達の団体のしていることにすぐ活用できること、そして大切な事、お金だけではない貧困が今の時代にはたくさんあるのだと思います。②つながり③自信をどの子にも、持たせてあげたいと思いました。そのためには、子育てをしている親に元気になってもらいたいです。自分達のしていることに自信が持てました。
- 興味があるだけで個人で参加しましたが、たいへんおもしろかったです。私の近所には無いので、詳細が分からなかったため、今日は一歩踏み出してこの会に参加してみました。子どもは誰でも宝物だと思っていますので、何かお手伝いが出来ればいいな、とつくづく思いました。
- 今回の全国ツアーinぐんまに参加された、県や教育委員会、行政の方が少しでも変わるきっかけ作りや、声を上げて、群馬でも行政含めて子育てを育てる地域をつないで役割をしっかり担っていって欲しいです。
- まさに地域づくり、我が事、地域共生社会の実現に向けて、みなさんの理解を少しずつ広げていければと思いました。
また、主催の群馬県社会福祉協議会 生活支援課の野口さんからは、
―現在、群馬県内のこども食堂のネットワーク作りに向けて準備中。また、学習支援の団体との連携も考えています。社協として、今後は地域共生社会の柱の一つとしても、積極的に関わりながら、協力して頼られる存在になるべきと感じています。―
とのコメントをいただきました。
行政や社会福祉協議会などバックアップする側も手をつなぎ、「地域みんなの居場所」としてのこども食堂を応援する輪が、広がっていきますように!