9月、3県目の開催、石川から報告です!
17日(日曜日)、会場となった金沢市の石川県地場産業振興センターには、午前・午後の部あわせてのべ430名が来場。
7月に開かれたこども食堂の関係者が一堂に集う「広がれ、こども食堂の輪!いしかわ推進会議」中心メンバー、いしかわ結婚・子育て支援財団も共催で協力しての開催となりました。
午前の部では、「さとにきたらええやん」を上映。また、会場ではフードドライブが行われ、ケース1箱の寄附品が集まりました。ありがとうございました。
午後の部・前半の講演では、全国ツアー実行委員会相談役・山崎美貴子先生(東京ボランティア・市民活動センター所長)より、「安心していられる居場所づくり」と題し、子どもの居場所を広げるために必要なステップや地域連携について、お話いただきました。
また、パネルディスカッションでは、石川・福井・富山の北陸3県から事例報告。
デパートの元フードコートの一角を拠点にしたこども食堂、調理も一緒に体験するこども食堂、学用品や衣類などリサイクル店も兼ねたこども食堂・・・それぞれに特色ある取り組みです。
3団体に共通していたのは、子どもたちと関わる中で、時に厳しい養育環境を目の当たりにしながらも、目指すのは「地域のどの子も安心していられる場所」ということ。
本当に安心・安全な場を実現する、そのために、こども食堂どうしはもちろん、地域のいろんな機関とつながりたい!つながろう!!・・・そんなメッセージあふれる大会でした。
主催のささえる絆ネットワーク北陸・喜成さんからは、
―こども食堂・こどもの居場所づくりをしたい・応援したいという人はいます。その人たちがどうやって動いてたらいいのか、どこへ支援を行えばいいのかなど、統一した情報発信基地を構築すべきだという思いが間違いではないと確信できました。北海道・奈良・福島の「こども食堂ネットワーク」の団体に是非接触し、お知恵をいただきたいと思っております。―
との感想をいただきました。
全国ツアー初の北陸エリアで、意識を共有するよいきっかけになりました。