2017年1月29日鳥取県ツアー開催レポート

1月29日に行われた鳥取でのツアー報告です!
県立福祉人材研修センターを会場に、満員の150名が県内各地から集まりました。

とっとり子ども未来サポートネットワーク・鳥取養育研究所の共同開催で、県教委・県社協・児童養護施設協議会・母子生活支援協議会など、県下の子ども支援にかかわる幅広い連絡組織が力と知恵を出し合い実現した大会でした。

こども食堂が地域でどんな役割の居場所になっていけばいいのか?全員で考える時間になったようです。

参加者の声を紹介します。

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・地域住民とどうつくり上げ、どう運営していくのかということを大事にしていくと地域の気運が盛り上がっていく。また、地域の子育て力や人権感覚も磨かれていくと感じた。
・私にも何かできると思えました。
・やってあげるのではなく、当事者としてどう関わるか。今のような社会をつくった原因は私たちにあるのだから…そういう気持ちで関われたらいいなと思った。
・「こども食堂の輪、おせっかいおばちゃんでやってみたい」と強く思いました。
・地域の個人からのスタートが、地域のニーズに添いながら広がり、行政のバックアップを得てネットワークが広がったことへの共感と、自分にも一歩踏み出せるのではないかと思えた。
・こども食堂だけが社会問題となっている貧困や少子化を解決する方法なのではなく、そのための入口であり、きっかけだということが良く理解できました。

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また、事務局の県福祉保健部福祉保健課くらし応援対策室の山下さまからは、

―「食事の提供」というところに置かれがちだった取組みのイメージに対して、“子どもに寄り添う”“子どもや子育て家庭を支える”というような認識を深めていただくきっかけになったと感じられました。
専門職自身も、地域のみなさんとの協働による子育て支援や地域福祉といった視点をあらためて考えるきっかけができました。
こども食堂をやりたい・手伝いたいという声を見つけることができ、新たな取組につながり、また、身近なこども食堂同士のネットワークづくりにもつながっています。―

との感想をいただいています。

新たなネットワーク誕生が楽しみですね!
ご協力いただいた鳥取の皆さま、本当にありがとうございました